愛知県岡崎市の製パン会社 オカザキ製パン株式会社
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鏡もち
2021/01/05 (火)
オカザキ製パンでは、例年年末から鏡もちをお供えしています。
鏡もちと一緒にお供えしてあるお飾りも、お正月にふさわしい意味があります。
なぜお飾りとして使用しているのか、少し調べてみました。
所説あるかと思いますので、ご参考程度になれば幸いです。
裏白・・・シダの一種で表面は緑色で、裏は白い。
後ろ暗いところがない「清廉潔白」を表す。
葉の模様が対になっているので、夫婦仲睦まじく白髪になるまでの長寿祈願。
昆布・・・「よろこぶ」の意。古くは昆布の事を「広目(ひろめ)」といい、喜びが広がる縁起もの。
「子生(こぶ)」と書いて、子宝に恵まれるよう祈願。
橙・・・・「代々」とも書く。果実は冬に熟しても落ちにくいため、数年残る事がある。
1本の木に何代もの実が成る事から、家族繁栄・代々家が続く事を表す。
串柿・・・干し柿を串に刺したもの。柿は「嘉来」に通じる縁起もの。
干し柿は「見向きもされない渋柿でも、修練の末には床の間の飾りになる」という
高い精神性を表す。
するめ・・・日持ちの良い食品であることから、末永く幸せが続く事を意味する。
(あたりめ)室町時代からお金を「お足」と言い、足の本数も8本である事から縁起が良いとされる。
今年の鏡もちは、とてもひび割れが綺麗に入っています。
それは、空気が乾燥しているためとも言われています。
皆様、くれぐれもお風邪など引かれませんよう、ご自愛ください。